vs 関西学院大学

 

         

第21回関西学生ラクロスリーグ戦

 

第5戦

   

 2010年 10月2日()

  〔対戦校〕 関西学院大学
        
        〔会場〕 甲南大学六甲アイランドグラウンド      

    〔備考〕 20分 × 4Q             

 

team 1st 2nd 3rd 4th SCORE
京都産業大学




関西学院大学



14

 


☆ 得点者 ☆

 

# 1  西田 憲二 (4回生AT)

#16 岡留 克哉 (3回生MF)

#73 村井 浩樹 (4回生MF)

 #11 荒木 啓二朗(4回生AT) 

 

condition

 

 

FINAL進出をかけ

絶対に負けられないこの試合。


スパイクを新調した#55米田は、

アップで入念にその感触を確かめ、

今日の試合こそはとMIP初受賞を狙う。

 

 

 

 

夏を思い出させるような強い日射しのなか、

豪州から帰ってきた

頼れるHC デカさんが指揮をとり

京産ラクロス部歴史上、

一度も勝てていない宿敵関学に挑む。

〜1st〜

 

 

開始早々、

GB からブレイクを作られ

あっという間に先制されてしまう。

 

先制点を取って

勢いにのりたい京産だったが、

昨年度王者はそうはさせてくれなかった。

 

 

 

そしてマンダウンから関学に決められ

どうも関学に流れを持っていかれてしまう。


その後攻撃に期待したいところだったが、

完全に浮足立ってしまいポゼッションできない。

 

 

 

このまま流れを関学へやるものか!!

俺が流れをとめてやる!

と言わんばかりに相手の流れを止めるべく、

ストッパー#16岡留がミドルショットを放つ。

 

果敢に攻めるOF陣だったが相手Gにセーブされ

ブレイクという形を作られてしまう。

 


 

 

 

 

せめてこのQに1点でも

とっておきたかった京産だったが、

その後も課題の立ち上がりを攻められ、

関学の攻撃を

どうしても止めることができず

DF時間の長いQになってしまった。

〜2nd〜

 

なんとか流れを取り戻したい京産は

#73村井がきっちりフェイスオフをとり

京産 OF の核である#1西田が

その村井からパスを受け

きっちり得点を決める

最高の立ち上がりを見せる。

 

やはり流れを呼び込むのはこの男か!?

勢いをつけるべく1点を返す。


 

ここで流れに乗り切れるかと思ったが、

思ったプレーをさせてもらえず、

それが焦りとなってしまう。


その焦りからか積極的に奪おうとした

京産 DF 陣のわずかな隙をつかれ

追加点を奪われてしまう。

 

 

 

その後#6岩澤を中心に、

なんとか修正にかかるが、

一度傾いた流れを取り戻すのは難しく、

失点を重ねてしまう。

 

いつもはこの2Q目で立て直す京産だが、

この試合は立て直すきっかけを

掴むのに苦戦を強いられる。

 

 

そこで京産はゴーリー王国の一角を担う

#21天羽を投入して

関学の攻撃を抑えにかかる。

 

すると、浮足立っていたDF陣が

見事に落ちつきを取り戻す。

替わった天羽はチェイスに素早く反応を見せ、

徐々にだが確実に流れを変えていく。

 


 

 

 

 

そこで期待に応えたのが#16岡留。

裏からの1on1からショットを決め一矢報いる。

 

後半に繋がる1点をもぎ取り、

戦士達は長いハーフタイムを迎え、

後半の巻き返しに闘志を燃やす。

〜3rd〜

 

 

 

前半押されていた京産だったが、

ずっと練習していた

GBの成果が目に見えて現れ

スクープ率で圧倒していく。


 


なんとかいつもの強固な

京産DFに戻りつつあったが、

相手のファール臭い?プレーから

ボールを奪われ点を奪われる。

 

 

 

肝心のOFは西田が相手にシャットされ

思うように攻められない。

 

そのことが焦りにつながり無理な1on1、

パスキャッチミスなどが相次ぎ、

得点を奪うことができず、

どうも嫌な流れが漂う。

 

 

そして#73村井のショットを拾った

#55米田のショットが決まったかと思われたが

まさかのインクリで無効となってしまう。

そして3Q終了の笛が鳴る。

 

このQの失点を1に抑えたが、

点は決まらず。

戦士達は残す4Qでの巻き返しを誓った。

 

〜4th〜

 

運命の第4Q。

ここから逆転すれば京産ラクロス部の歴史に

名を刻めると士気をあげ、

逆転を信じ疲れた体に鞭打ち走り続ける。

 

が無情にも態度がでかいとスカウティングされた

相手 AT#24前川のショットが

京産ゴールを襲う。

更にはDF時間も増え、MF・DF陣を中心に

体力を奪われていく。

これまでの試合では試合中に

疲れを全くみせなかった

パパ#50北村でさえも疲労の限界か、

倒れ込みながらの決死のフライをみせる。

 

いや、彼に限界なんて言葉はない。

ピンチなるとすぐさま立ち上がり、

『あいつら潰す』

そういい残して颯爽と

フィールドへと帰っていった。

 

  しかしまだまだあきらめない。

#73村井が執念のショットを決め、

なんとか食らいついていく。

 

 

このゴールに続くべく、#22仲井、

#88入澤、#23山口といったMF陣も

果敢にゴールに攻めにいく。

 

 

 

京産 DF はボールを奪うため#2大塚に

すべてを託すが逆に無理をしたため

点を取られてしまう。

 

その後も相手のブレイクから失点してしまい、

崖っぷちとなってしまう。

 

 

しかし、このままでは終わるまいと

『都の牙』#2大塚が

黙ってやられるわけがなかった。

 

きっちり相手 MF からボールダウンを奪い、

得意のランクリからのショットを放つが、

悔しくもこのショットは

相手 G にセーブされてしまった。

 

 

終了間際にも点を奪われてしまうが

ここで終わらないのが今年の京産。

 

西田、米田の執念のライドから

#11荒木がパスカット。

冷静に押し込み最後まで粘り強く戦った。

 

vs 関学戦 MIP

 

AT

#11 荒木 啓二朗(2回目)


1 試合通して冷静で

きっちり仕事をこなしていた。

 

最後の得点も

きっちり狙っていたからであり

今後も京産 OF をコントロールしてほしい。

 

MF

#73 村井 浩樹(2回目)


相変わらずのフェイスオフで

骨折の影響が感じられないほどの活躍だった。

 

特に後半のフ ェイスオフは

圧巻でほぼボールをポゼッションしていた。

#21 天羽 一真(初受賞)


途中出場ながら

昨年のリーグ戦を経験しているだけあって

絶対的な安定度を誇っていた。

 

チームに冷静さを持たせるだけでなく

鼓舞もするなど精神的支柱として

なくてはならない存在だった。

〜 BEST Faceoffer への道 〜

#73 村井(4回生)


第5戦の関学戦のF.O.奪取率

 

16/22(0.727)


Face Off に全身全霊を捧げる男#73村井。

この試合のF.O.はオフィシャルの方々が

どっ、どうなってんだ!?

と思わず口にしてしまうほど鮮やかだった。


京大戦で屈辱的な奪取率だったため、

練習後も黙々とF.O.の精度をあげるべく、

一人になってもグラウンドで練習を続けた。

その結果が昨年度王者相手に堂々7割を超える取得率。


しかし、試合に勝たなければ意味がない。

F.O.で勝ってもそれが点に結びつく攻撃、

更にはチームに勢いを与えられなかった。

そんなの勝ったと言えない。

試合に勝つF.O.をしないといけない。

 

彼は『試合に勝つF.O.』を求め、

自分自身とと向き合いながら、

地元兵庫の地を後にした。